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L-DIF/RTK技術についての解説

概要


へミスフィアGPS受信機 2台以上の間で使える独自メッセージ方式のGPS技術です。
これらは、ファームウェアとして提供され、ベースとローバー両方のGPS受信機にインストールが必要となります。
1台をベース局として、その位置の経緯度を入力します。(経緯度が分からない場合は基地局が自動的にその位置の平均経緯度データを作成します)
正確な位置が確認されることによって精度の高い新しい補正情報がベース局で創生されます。 ベース局とローバー側は、無線コミュニケーションで補正情報を受取り測位を行ないます。(これはお客様のご用意となります)
測位精度は電離層、環境、無線距離、基準点の正確さに依存しますが、L-Difで精度20〜30cm前後、RTKで10cm以下を実現します。


利点



・起動後10数分のウォーミングアップで、測位精度2〜20cmが可能です。
・L-Dif においてはRTK処理に見られるサイクルスリップなどの影響を受けることがありません。
・GPS遮断が発生しても、L-Dif で15秒程度でデファレンシャルモードに復帰します。その間はコースト技術によって補間されデータが途切れません。RTKの場合は3分程度で復帰します。
・通常のRTKシステムに比べコストが抑えられます。
・通常のデファレンシャルGPS受信機と同様の簡易さで使用でき、L-Difを使用しない場合は通常モードMSAS精度50cm程度での使用も可能です。
・クレセント技術によるヘミスフィアGPS受信機・GPSコンパス全てにおいて基本的に利用が可能です。
・精度に応じた構築ができ、優れたコストパフォーマンスを提供できます。


L-Difの構成図



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L-Difの位置精度テスト


機種 A100スマートアンテナ 2台
場所 BASE→二子橋4等三角点、ROVER→河川事務所の距離標点
基線距離 385m
使用無線機 フタバ製SSタイプ
時間 約40分
Rover定点観測結果 0.208m(95% 2dRMS)

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